経済概況
(漁業・水産加工業:八戸地区)※詳細は
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2023年1月の八戸港の水揚は、全体で数量780トン、金額284.3百万円で、前年同月比で数量は12.4%増、金額も25.4%増。
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1月における数量720トンは2014年からの過去10年間において最高だった2014年1月の4,176トンの18.7%で7番目、金額284.3百万円は同じくこの10年間で最高だった2014年1月の1,042.8百万円の27.2%となり過去10年間で7番目。
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イカ釣りは、近海スルメイカの水揚げが3トン(前年同月比72.7%減)・2.4百万円(同68.9%減)、船凍スルメイカは数量10トン、金額12.8百万円の水揚げがあったが、数量・金額でそれぞれ74.4%減・60.0%減だった。昨年水揚げがなかった船凍アカイカは数量28トン、金額38.9百万円の水揚げと合わせてイカ釣り全体で水揚げ量は41トン、金額は54.1百万円で前年同月比は数量18.0%減だったが、品薄により金額35.7%増と前年を上回った。
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大中型巻き網漁と小型巻き網漁は、1月は水揚げなし。小型旋網は、7月まで休漁の予定。
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トロールは、大型トロールは1月も蔵出し販売のみ。中型トロールは、スルメイカなど数量441トン・金額141.4百万円。小型トロールと合わせて、トロール全体では、数量467トン、金額148.5百万円で、前年同月比で数量16.2%増・金額40.6%増。
(建設業)※詳細は
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八戸地区の八戸建設業協会の官公庁工事新規受注高は、県発注工事、市発注工事とも前年より件数増となり、前年同月比1174.7%増と大幅に増加した。地元建設業者(5社)の民間工事新規受注高は、土木は前年を下回ったが、建築で昨年の新規受注が極端に低かったことと県内外の受注が好調だったことから、同32,172.3%増と大幅に増加した。
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青森地区(5社)の官公庁工事新規受注高は、建築が前年を大きく上回り、前年の受注が低調であったことから前年同月比182.6%増と前年実績を上回った。民間工事は、建築の大口受注があり、前年同月比3101.1%増と大幅に増加した。
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十和田地区(5社)の官公庁工事新規受注高は、建築の受注がなかったことに加え、土木の受注が小口中心となり、前年同月比22.3%減と前年を下回った。民間工事は、建築、土木とも前年が好調であったことから減少となり、同30.2%減と3カ月連続で前年を下回った。
(鉄工業 八戸地区)※詳細は
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地元業者(7社)の鉄骨工事の新規受注高は28百万円で、前年同月比75.7%減。受注残高は前年同月比13.5%増の865百万円だった。製缶工事の新規受注高は178百万円で前年同月比134.2%増だった。受注残高は前年同月比109.1%増の738百万円。
(個人消費)※詳細は
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八戸地区の個人消費は、八戸保健所管内での新型コロナウイルスの感染者数は4,217人と12月から減少し、重症化例も少なく、引き続き堅調ではあるものの大きく回復する力は弱い。大型小売店4店の売り上げは前年同月比8.7%増と6カ月連続で対前年比増となり、前々年同月比も5カ月続けて対前年比増の8.0%増だった。
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青森地区では、1月は上旬と下旬は平均気温が低下し降雪も多かったが、新型コロナウイル第8波のピークが過ぎ行動制限のない年末・年始を迎え、帰省客の来客数は回復の兆しが見られた。大型小売店(2店)の売り上げは、前年同月比5.2%増となった。前々年同月比においても1.2%増と先月の減少から増加に転じた。
(雇用)※詳細は
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各地区の有効求人倍率(全数)
- 八戸地区 1.33倍(前年比0.01ポイント減 前月比0.06ポイント減)
- 青森地区 1.15倍(前年比0.12ポイント増 前月比0.03ポイント減)
- 十和田地区 1.30倍(前年比0.14ポイント増 前月比0.15ポイント減)
