(漁業・水産加工業:八戸地区)※詳細は
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- 7月の八戸港の水揚げは、数量12,452トン、金額1,592.5百万円で、前年同月比で数量は54.6%増、金額も121.7%増だった。数量は過去10年で2番目、金額は5番目だった。
- 7月時点での年累計の数量36,329トンは前年同月比78.0%増で、この10年間で最高。金額4,595.9百万円は前年同月比46.7%増で、10年間で6番目だった(最高は2016年7月の5,786.3百万円)。
- イカ釣り:近海スルメイカの水揚げが数量41トン・金額44.6百万円で前年同月比20.6%増・21.4%増、船凍ムラサキイカは、数量746トン・金額526.7百万円で、昨年水揚げがなかったことから、イカ釣り全体の数量・金額を押し上げた。
- 大中型巻き網:三陸巻き網は数量11,216トン・金額729.4百万円と、6月に続き前年同月を上回る水揚げとなり、数量45.2%増・金額46.6%増だった。ほぼ全量がマイワシで、数量10,590トン・金額648.2百万円だった。サバの水揚げが615トン・76.1百万円。300gが主体だが、500g超も見られ単価は前年を上回った。
- トロール:大型トロールの水揚げの水揚げ、数量146トン・金額53.6百万円はすべて蔵出し販売。数量は前年同月比97.3%増、金額は同53.2%増だった。キンメダイ主たる販売魚種。中型トロールは、数量14トンで前年同月58.8%減、金額11.9百万円で同34.9%減となった。スルメイカの他、タラ、ヒラメなどの水揚げがあり、トロール全体では、数量160トン、金額65.6百万円で、前年同月比で数量48.1%増・金額23.0%増となった。
(建設業)※詳細は
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- 八戸地区の八戸建設業協会の官公庁工事新規受注高は、県・市発注金額は1,554百万円、前年同月比84.1%増となった。地元元請業者(5社)の民間工事新規受注高は、建築は県外・県内の教育・商業施設新築工事受注があったものの447百万円と前年同月比47.1%減となった。
- 青森地区(4社)の官公庁工事新規受注高は、1,626百万円、前年同月比915.8%増と前年実績を大きく上回った。民間工事新規受注高は、建築の大型工事受注により381百万円となり前年同月比74.0%増となった。
- 十和田地区(5社)の官公庁工事新規受注高は、建築・土木に大型受注があったものの575百万円、前年同月比38.8%減と前年実績を下回った。民間工事新規受注状況は、建築に大型受注があり1,291百万円、前年同月比43.9%増となった。
(鉄工業 八戸地区)※詳細は
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- 地元業者(7社)の鉄骨工事の新規受注高は16百万円で、前年同月比97.8%減。受注残高は前年同月比36.3%減の902百万円だった。製缶工事の新規受注高は126百万円で前年同月比22.3%増だった。受注残高は前年同月比30.6%増の794百万円。
(個人消費)※詳細は
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- 7月は、気温の上昇に伴い、婦人服は夏物アパレルが好調。紳士服はセールを開催したもののカジュアル・スーツ共に伸び悩んだ。家電はエアコンが一段落し、他の家電が動きを見せたものの、食料品の値上げと買い控えが響き、7月の大型小売店の売上は、前年同月比1.3%減となった。また、大型小売店の復調傾向から、前々年同月比は4.2%増と2ヶ月連続して増加となった。
- 青森地区個人消費の婦人服は、夏に向けた旅行やブライダル・各行事に合わせたアパレルが好調。家電は昨年から各家庭のエアコンの取付工事が進捗し、売上が前年比大幅ダウンとなったが、スマホはメーカーのイベント効果と買替需要マッチングにより大幅アップ。大型小売店(2店)合計の売上は、他商業施設の閉店セールの影響もあり来店客数が伸びず、前年同月比4.5%減となった。また、前々年同月比においても5.0%減となり厳しい月となった。
(雇用:2024年7月の月間有効求人倍率(全数))※詳細は
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- 八戸地区 1.33倍(前年比0.13ポイント減 前月比0.05ポイント増)
- 青森地区 1.08倍(前年比0.11ポイント減 前月比0.04ポイント増)
- 十和田地区 1.42倍(前年比0.08ポイント増 前月比0.15ポイント増)